粗大ごみは、市が定めたルールに従って適切に処理しなければなりません。特に、粗大ごみは捨て方を誤ると、公害や環境破壊などの問題を引き起こす可能性があるため、適切な処分方法を知っておくことが重要です。
ここでは、東北六県各市町村の粗大ごみを処分する方法について紹介します。今回は宮城県白石市の粗大ごみ処分方法です。
白石市の粗大ごみ収集について
白石市では、決まった粗大ごみ収集の日がないため、ごみ集積所に出して処理することができません。そのため有料で市の指定施設に自己搬入するか、市が許可している処理業者に依頼する必要があります。
粗大ごみの種類
白石市での粗大ごみとは、市指定のごみ袋に入りきらないものです。また、燃やせる粗大ごみと燃やせない粗大ごみに分類が分かれており、自己搬入で処理する際にはそれぞれ違う施設に搬入する必要があります。
具体的な例として燃やせる粗大ごみは、布団・カーペット・じゅうたん・畳・カラーボックスなど、燃やせない粗大ごみは、脚立・ゴルフクラブ・三輪車・自転車・ドラム缶などが挙げられています。
ベッド、ソファー、木製の家具等は、「スプリングなどの金属類」、「ガラス」と「もやせる粗大ごみ」 に分別し、仙南クリーンセンター（角田市）へ両方持ち込んでください。取り外したガラスはもやせないごみとして出してください。分別や運搬が出来ない場合は市町または許可業者に問い合わせてください。
白石市で粗大ごみを出す注意点
白石市で粗大ごみを出す際にはいくつか注意点があります。
ベット・ソファーなどの「スプリングなどの金属類」と「粗大ごみ」、食器棚・戸棚などの「ガラス及び金属類」と「粗大ごみ」に分別できる物は、分別してそれぞれ別に処理する必要があります。
電化製品は、本体とコード・スイッチパネルを切断し、それぞれ分別して処分しましょう。 ござ等は50㎝四方以下に切断してあれば、指定袋に入れて集積所に出すことができます。
詳しくはごみの分け方と出し方を参照しましょう。
粗大ごみの出し方
収集許可業者に依頼する/直接搬入する
白石市では、定められた収集許可業者があります。大量のごみや営業ごみは、白石市の許可業者に直接依頼しましょう。また、規格外の大きさのごみも相談してみるとよいでしょう。
各業者の問い合わせ先は、一般廃棄物収集運搬業許可業者（ごみ）を確認しましょう。
また、処理施設に直接搬入することも可能です。
ごみの種類（燃やせる、燃やせない粗大ごみ）ごとに搬入する施設が異なるので注意しましょう。
どちらの施設に持ち込む際にも事前予約（web予約）が必要です。
処理手数料は、下記の施設どちらも10kgにつき130円となっています。
・施設情報
〇施設名 仙南クリーンセンター（燃やせるごみ・燃やせる粗大ごみのみ）
住所 角田市毛萱字西ノ入43-11
問い合わせ先 0224-65-3000
受付時間 月～金曜日及び第三日曜日 ※祝祭日を含む
8:30～16:30
※年末年始は特別受入となっています。詳しくは問い合わせをしましょう。
休日 土・日曜日
事前予約は仙南クリーンセンターごみ搬入Web予約システムから申し込めます。
〇施設名 仙南リサイクルセンター（燃やせないごみ・燃やせない粗大ごみ・資源ごみのみ）
住所 刈田郡蔵王町大字平沢字新並124-104
問い合わせ 0224-33-2225
受付時間 月～金曜日（祝日含む）、第3日曜日
8:30~16:30
※年末年始は特別受入となっています。詳しくは問い合わせをしましょう。）
休日 土・日曜日
事前予約は、仙南リサイクルセンターごみ搬入Web予約システムから申し込めます。
事前予約する際には注意点を確認し、余裕をもって予約すると良いでしょう。
白石市で収集しないもの
粗大ごみのように見えても、リサイクルが義務付けられていたり、ごみ処理場で処理できないものもあるので注意が必要です。
例えば、テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機など、家電リサイクル法の対象機器、家庭用パソコンはごみ集積所に出せません。購入した販売店または買い替えをする販売店に引き取りを依頼するか、収集許可業者に依頼する、自分で指定引取場所に持ち込むなどの対応が必要です。また、処分するにはリサイクル料金が必要です。
詳しくは、白石市WEBサイトのごみ・リサイクルについてのページを参照して下さい。
以上が、白石市での粗大ごみを処分する方法です。
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