不用品の処分は、ご家庭や事業所などにおいて頭を悩ませることの上位に来るのではないかと思います。
処分のミカタで紹介しているような業者に頼むのもひとつの手ですが、各自治体でも不用品回収のサービスを提供しています。
今回は自治体に不用品回収を依頼する際のポイントをまとめました。
回収日程の確認
不用品回収の依頼をする際には、回収日程を確認することが大切です。自治体によっては、回収日程が週に一度しかない場合があります。また、大型の不用品や特殊な不用品は、別途回収日程が設定されている場合もあります。自治体へ連絡する前に回収日程を確認して、依頼する時期を決めましょう。
回収可能な不用品の種類の確認
自治体によって回収可能な不用品の種類が異なる場合があります。
大体の自治体では、家電リサイクル法によって家電四品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）が回収できません。また、資源有効利用促進法や小型家電リサイクル法などの兼ね合いで、家庭用パソコンなども回収を行っていないようです。不用品回収の依頼をする前に、回収可能な不用品の種類を確認しておくことが大切です。
自治体で回収不可能な不用品は、業者に頼んだりリサイクルに出すなどして適切に処分しましょう。
回収場所について
不用品回収の依頼をする際には、回収場所を確認する必要があります。仙台市で粗大ゴミを出す場合は、受付センターに連絡すると回収場所を指定されるようです。自治体によっては指定した場所に回収車両が入りにくいことがあり、回収場所を変更するように指示される場合があります。自治体の指示に従い、適切な場所を選ぶようにしましょう。
また、収集日前に不用品を出すことはやめましょう。付近にごみが不法に捨てられる原因となってしまいます。
回収料金の確認
自治体によっては、不用品回収に料金が発生する場合があります。通常の家庭ごみであっても、指定袋を販売することで料金を徴収する自治体もありますし、粗大ゴミでも規定以内であれば無料で回収する自治体もあります。また、回収可能な不用品の種類によって、料金が異なる場合もあります。不用品回収の依頼をする前に、回収料金について確認しましょう。また、回収料金を支払う方法についても確認しておくことが大切です。
不用品の分別と処理方法の確認
回収を依頼する不用品は、事前にきちんと分別しておきましょう。また、不用品を適切な方法によって処理するよう指定している場合もあります。先ほど述べた通り、特定の家電製品は自治体で回収しませんので、リサイクル法に基づいて処理する必要があります。自治体の指示に従い、不用品を適切に分別し、処理方法を確認しましょう。
回収前の注意点
不用品回収の依頼をする前に、注意すべき点があります。例えば、携帯電話や家庭用パソコンは小型家電として回収できる場合もありますが、事前に個人情報を削除しておく必要があるでしょう。また、不用品の中には危険物や環境に悪影響を与える物質が含まれている場合があります。スプレー缶などは不適切な取り扱いをすると、火災事故が発生してしまいます。回収前には自治体の指示に従い、適切な処理を行うようにしましょう。
以上が自治体に不用品回収の依頼をする際のポイントです。不用品回収は適切に行うことで、SDGsに対応したり、環境保護にも貢献することができます。自治体の指示に従い、適切な方法で不用品を処理しましょう。
粗大ごみの回収については、処分のミカタで東北の各自治体ごとにわかりやすく回収方法をまとめていく予定です。そちらも参考にしてください。
家庭の不用品ではなく事業所から出る不用品については、特別な手続きが必要だったり、適切な事業所への依頼が必要です。また、一般家庭であっても引っ越しなど大量に不用品が出る場合などは、自治体でも回収してもらえますが、手間がかかることが多いでしょう。そんな時はぜひ、処分のミカタをご利用ください。不用品回収を専門としている東北の事業所をランキング形式でご紹介していますので、あなたにとって最適な事業所が見つけられるでしょう。